株式投資の世界には「トレンド」というものがあります。株式投資初心者の方には初めてきくキーワードかもしれません。初心者だけではなく、経験者でもトレンドをうまく予測するのはとても困難と言えます。今回はそんな株式投資におけるトレンドとは何か?を解説していきます。
そもそも「トレンド」とは?
株式投資における「トレンド」とは、上昇や下落など方向感を示す用語です。「各株価の方向性や市場全体の流れ」が現在上昇なのか下落なのかという方向感を
考える際に利用します。売買する判断の材料として投資家の中では利用されてます。
トレンドを把握することで株の動きを読みやすくなります。トレンド予測の基本や上昇・下降トレンドの見分けることで利益を出すのです。
トレンドは、大きく分けて3つあります。
・上昇トレンド
・下降トレンド
・ボックス(またはもみ合いなど)
に分けられます。
上昇トレンドとは、株価が直近の高値と安値を切り上げながら上昇していく状態。
細かく上下しながら、徐々に株価が上昇していきます。
下落トレンドとは、株価が直近の高値と安値を切り下げながら下落していく状態。
細かく上下しながら、徐々に株価が下落していきます。
ボックスとは、ある価格帯で株価が細かい上下を繰り返している状態。
となっています。上記のようなトレンドの切り替わり時や、反発・反落時に発生しやすいと言われています。
トレンドを読むことで現在どのような状況なのか把握でき、株価の予測に活用できます。
ただ、このトレンドを読むことはプロの投資家でもそう簡単にいきません。
株のトレンドを見分ける方法はいくつかあります。
・時間軸
・基準となる価格帯
・過去のデータと比較した時、どの時点を基準とするか
・見分けるために使用するツール・指標
時間軸とは1回の取引に掛ける期間のことで、株式投資を始めたばかりの方は、
最初のうちはトレンドの形と時間軸で判断するといいと言われています。
テクニカル分析でもファンダメンタル分析でもトレンドは利用されています。
これからどの銘柄に投資をしようかと考え、値上がりしそうな銘柄を見つける時や、
保有銘柄の中で売却もしくは損切した方がいいと判断する際にトレンドが読めているかが
1つのポイントになってくるでしょう。
ここでは細かなトレンドを判断するテクニックは記載しておりませんが、基本的なテクニックにはなってくるので、投資初心者にとっては難しいので少額で投資をしてきながら練習をしていくといいと思います。