投資家の1つもドリームではあるテンバガー(10倍株)。テンバガーとは、株式投資の用語で「株価が10倍以上に上昇すること」を指します。
各投資家の中で売買のルールがあると思いますが、株式投資では1銘柄で2、3倍利益を出せたらとても良い成績でしょう。
ただ銘柄の中には、株価が10倍や20倍に上昇する銘柄も存在します。それはテンバガーです。
テンバガーを狙って投資することはとても難しいです。
テンバガーは10年で10倍になるものもあれば、1、2年で10倍になることもあります。
なのでなかなか狙うことは難しく、かつやみくもにテンバガーを狙ってもなかなかつかめないでしょう。それでもテンバガーになりやすいといわれる銘柄をここで開設します!
「消費者向けのビジネス」を見る
過去にテンバガーになっている銘柄を見ると比較的「消費者向けのビジネス」が多いです。
例えば…
ワークマン
ZOZO(ゾゾタウン)
ガンホー・オンライン・エンターテイメント(パズドラ)
ミクシィ(モンスト)
などです。特にワークマンは記憶に新しいと思います。
作業着としてのイメージだったものが、「ワークマンプラス」というブランドで
女性客が購入が急増。機能面もデザイン面も良いというところから徐々に人気に。
さらにキャンプブームもあり追い風になりました。
なぜ「消費者向けのビジネス」かというと、BtoBに比べると
流行り(ブーム)が巻き起こるスピードがく、SNSが主流となっているので、
Twitter、Instagramのように、火がつくとあっという間に市場に浸透します。
そしてテンバガーになるにはブームが必要で、このブームになるには多くに人が
買わなければいけません。その為個人投資家にも身近なものでわかるものになります。
ただ、B to B(法人向けビジネス)が必ずテンバガーにならないというものではありません。あくまで推測になります。
自分の日常生活からヒントを見つける
上記のように「消費者向けのビジネス」を見つけるにはやはり身近なもの、日常生活
からヒントを得た方がいいでしょう。
今はインターネットが発達して簡単に情報が得られますが、それだけではなく日常生活に
アンテナを張り巡らせ、「流行(ブーム)」や
「まだ知られていない隠れた良さ」を見つけることが大切です。
機関投資家含む、投資家は、株式市場の周りで情報を集めている方が多く
新聞やマーケットニュースなどです。そこに日常生活のヒントはないでしょう。
あの有名なピーター・リンチも「自分の目で見る、自分で試す」ことが成功への近道
といってます。
まずは身近なところから流行りそうなもの、ブームの火種になりそうなものを見つけていきましょう。
成長性の高さを見る
成長性がある企業に投資をすることは基本ですが、あとはテンバガーはふり幅が大きくなければいけません。
その為、割安な成長株を選ぶ必要があります。その割安株見るには、ファンダメンタル分析によって、テンバガー銘柄を見つける方法もできます。
例えば、
・「時価総額300億円以下」
・「業績が2ケタ増益」
・「上場して10年前後」
が成長性がある割安株と言われています。
特に、直近5年間でテンバガーを達成した銘柄に共通しています。
ただ、これだけではテンバガー銘柄候補としては不十分なので、上記の2点も入れたうえで探してみるといいでしょう。
1つの銘柄に絞ってテンバガーを狙うよりかは、ある程度の銘柄に資金を10銘柄以上に分散投資しておくのも1つでしょう、
さすがにテンバガーをピンポイントで探し当てるのは難しいので分散することでその確率を高めることができます。