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気になるアメリカ大統領選。バイデン氏当選だと株価はどうなる?

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2020年11月3日に全世界の注目が集まっている米国の大統領選挙があります。
徐々にその日が迫っています。
4年前の現大統領であるドナルド・トランプ氏が勝利した際には株価は大きく変動しました。当初、クリントン氏候補が有利と見られいた為に最初は株式市場は上昇しましたが、開票が進みにつれてトランプ氏に獲得票が集まるにつれて日経平均株価が前日比で900円超の下げとなり、ドル円は105円前半から101円前半まで円高ドル安が進行。
ただ、翌日にはトランプ氏の勝利宣言の影響から前日分の下げを上回る上昇をしました。

直近の大統領を見ると今年の大統領選の結果から株価が大きく変動することは間違いないでしょう。
また米大統領選で野党・民主党の候補指名を確定させたバイデン前副大統領の支持率が、
現職のトランプ氏を上回り続けている状況です。
新型コロナウィルス問題でのトランプ氏の対応についての評価も落ちています。
ではバイデン氏当選だと株価はどうなると考えられるのでしょうか?

米国法人税の引き上げ?!

バイデン氏が掲げている政策では、法人税率を21%から28%に引き上げるという話があります。
トランプ大統領は法人税を減税することをしていましたのでまったくの逆です。
仮にバイデン氏の法人税増税されれば、S&P 500種企業の1株当たり利益は約12%減少する可能性があると言われています。そうなると株式市場にはマイナスな動きになるのではないでしょうか?
トランプ氏の特に軍事企業が武器売却で恩恵を受けてきましたが、実質バイデン氏の支持率が上昇するとともに株価が低迷をしてます。

とはいえ、米国株全体を見てもバイデン氏の支持率が高くなっても大きく下落して影響を
受けている銘柄はないようです。
ヘルスケアやテクノロジーは市場平均を大きく下回ってはいません。

株価が安定する可能性も。

アナリストの中にはバイデン氏が当選したほうが株価が安定するとみている方もいます。
トランプ大統領の過激な発言で、市場が不安定な動きを見せて、株価が大きく上下する場面が多くありました。貿易・関税・技術そして中国との問題です。
バイデン氏の場合そのような発言も見られないようなので、今よりかは対中貿易の緊張緩和をもたらし、株式投資家に安心を与える可能性があります。
そうすると結果的に株価が安定するかもしれません。

ただそれではなく、現在は全世界がコロナウィルスと闘っています。
経済ダメージが大きいので経済を刺激する為に必要な政府支出の財源が法人税にって増えると考えると逆にプラス要因かもしれません。

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