株式投資を行うには最低限戦略が必要になってきます。ただ株式投資を始めたての頃はなんとなく知っている銘柄を購入してみた。とか
なんか上がりそう…。などフワッとした感じで保有するケースが多いでしょう。ここでは株式投資初心者の投資戦略について使えそうな部分を簡単にいくつかご紹介します。
最低限の株式投資の戦略
株式投資で戦略を立てると、優位に取引を行えるようになります。また精神的にも余裕をもつことができます。ここでは最低限の株式投資の戦略について2点ご紹介します。
市場の環境を理解する
まず最低限として戦略を立てる上で現在の株式市場の環境をきちんと確認と理解できているかは重要になってきます。株式投資の基本は、大きな流れに乗って取引を行う事と言ってもいいでしょう。
大きな流れの際にどのように投資をするかが大切です。上昇局面であれば買い、下降局面であれば空売りする、または先を見越して逆に取引をするなど。
主に局面は3つあるといわれています。
・下落局面
・横ばい局面
・上昇局面
です。株価は基本的にこの3つの局面に常にあります。好調に上がっている銘柄でも、ひたすら上がり続けるという銘柄はありません。まず現在の株価や相場は全体的にどこの局面であるかを判断することから始めましょう。
株初心者の場合は横ばいは方向性がでていないのでそれよりも上昇局面、下落局面で取引をしたほうが利益がでたりします。
どの局面に現在いるのかを判断するには「移動平均線」を見るとわかります。この局面を正確に理解するには何度も失敗し経験する必要があるかもしれませんが…。他世界情勢なども常にピックアップしておくことで相場に対してプラスなのかマイナスなのかを判断し局面を把握することもできるようになるでしょう。
損切ラインの設定
どの記事を読んでも損切りの大切さは訴えていると思います。
戦略を立てたとしても100%の確実な戦略はありません。失敗を繰り返し学びに変えていくために損切りをして次のステップにいくしかありません。
あらかじめ株価が〇%まで下がったら損切り、資金が〇%減少したら損切り、といったように想定とは違う株価の動きをした際の損切ラインなどは設定しておきましょう。
損切りで資金を守り次に繋げるのも1つの戦略です。
損切りラインは取引が増える中で変更していくのは問題ないでしょう。
問題は塩漬けで次の戦略を考えられないという状態です。
他にもテクニカル分析を行う方法もありますが、今回は最低限の2つご紹介しました。各投資家によって戦略が異なります。この戦略を立てるのが投資の面白さだったりします。
参考にしていただけると幸いです。投資を楽しみましょう!