今注目されている市場があります。それはDX(デジタルトランスフォーメーション)市場です。日本では、経済産業省がDX(デジタルトランスフォーメーション)を推奨するガイドラインをまとめるなど国全体で注目されている市場です。今回はそんなDX(デジタルトランスフォーメーション)関連銘柄の本命をご紹介します。
2020年の新型コロナウィルスの影響で出社ができない状況や、不要不急で外出できずに買い物に行けないなど身動きが取れない生活が続きました。そこでインターネットで買い物をしたり、仕事で打ち合わせや書類を交わしたりなどネットを活用した動きが活発化しました。企業としてもデジタル化していない企業としていた企業とでは大きく差が開いたとされています。そこの根本的な取り組みがDX(デジタルトランスフォーメーション)となります。コロナ禍でDX(デジタルトランスフォーメーション)が大きく注目されているのです。
DX(デジタルトランスフォーメーション)関連銘柄 本命8選!
ではここで独断と偏見で簡単にDX(デジタルトランスフォーメーション)関連銘柄を8つほどご紹介したいと思います。
株式会社テラスカイ(3915)
テラスカイ社は、顧客管理のSalesforceやデータベース構築するAWSを支援する企業です。
国内でSalesforceの運用管理支援ではトップシェアといってもいいでしょう。またそれだけではなく、独自のソフト販売もしています。
Salesforceを利用することで顧客管理を効率よく管理できるので営業も効率的になります。人手が足らないからこそいかに効率するかが重要になってきます。
<株価>
※2020年12月時点
テラスカイ社の株価は、上場後2,000円前後をボックス圏として動いてましたが、2020年7月頃から右肩上がりに急上昇しています。一時6,000円近くまで推移しています。
サイボウズ株式会社(4776)
サイボウズ社は中小企業向けのグループウェアを展開している企業です。
全社員のスケジュールを把握することができ、このサイボウズ1つでワークフロー申請やメッセージ管理ファイル管理などをすることができます。他業務アプリ構築するクラウドサービス「kintone」も提供。それぞれアプリがありスマートフォンからでも利用できます。まさに効率化。わざわざパソコン開かなくても内容が見れます。
<株価>
※2020年12月時点
サイボウズ社の株価は、上場後1,000円まで届かない状態でしたが、働き方改革やコロナ禍でDXが注目を浴びると3倍以上に株価が伸びています。
Sansan株式会社(4443)
Sansan社と言えば名刺管理ソフトです。会社に溜まりにたまった紙の名刺ありませんか?まず紙からデータ化することがDXとも言えます。データをすべてクラウドで管理することで社員全体へ共有もでき組織効率を図ることができます。ただ名刺管理するだけではなく顧客管理としても利用することができます。
<株価>
※2020年12月時点
Sansan社の株価は4,000円から6,000円の幅で推移していましたが、コロナ禍でDX関連、リモートワーク、テレワーク関連に注目が集まると7,000円を超える上昇をしています。
弁護士ドットコム株式会社(6027)
コロナ禍や働き方改革を後押しに株価がぐんと伸びた企業の1つ。
弁護士ドットコム社は日本最大級の法律相談弁護士検索ポータルサイトを運営していますが、新たに注目されているのは、クラウドサインというクラウド型の電子契約サービスです。脱ハンコとして期待と注目されています。コロナ禍で押印ができない…だから出社するといったケースも多かったようです。わざわざ紙でハンコを押す必要もなくなってきます。
<株価>
※2020年12月時点
弁護士ドットコム社の株価は、一時4,000円ぐらいでしたがクラウドサインという電子サインが注目されて株価がぐんと伸びています。16,000円を超えるまで上昇しましたが、現在は少し下げて落ち着きを見せています。
AI inside(4488)
AI inside社は光学式文字読み取りのAIを開発して手書きでの書類をデジタルデータ化したり、書類の仕分けなどをすべてAIによって、自動化するソフトウェアサービスを提供しています。
どうしても書類のデータ入力には時間がかかり非効率ですが、AIの力で一瞬で取り込むことができます。その為まさにDX関連銘柄と言えます。ペーパーレスをすることでDX化になるのではないでしょうか。ちなみにAI inside社の株価もすごい事にはなってます。
<株価>
※2020年12月時点
AI inside社はまだ上場して日が浅いですが、AI関連と働き方改革、テレワーク、DX関連として様々なテーマ株に絡んでいてなんと一時90,000円まで株価は上昇しました。現在は70,000円前後に推移しています。
株式会社ブイキューブ(3681)
ブイキューブ社は国内首位のWEB会議システムのサービスを提供する企業です。リモートワークに欠かせないサービスを提供しています。DX化の中でWEB会議周りは必須となっています。DX化の代表格の銘柄だと思います。さらに事業としてイベントのDX化を推奨をしていて、株主総会やイベントなどのDX化を支援をしています。他イベントDX事業を展開する米国企業のXyvid社も買収をしています。 サードプレイスDXでは企業や公共向けにスマートワークブース「テレキューブ」を提供しています。
<株価>
※2021年6月時点
株価はコロナ禍から右肩上がりで上昇をしています。リモートワーク推奨されているのでそこからDX関連銘柄・リモートワーク関連銘柄として再注目されています。
株式会社チェンジ(3962)
チェンジ社は業務効率化を目的としてビッグデータの解析や活用そしてIOTや人工知能など様々なサービスを展開しています。その中でも法人向けであるクラウドストレージサービスである「box」が好調で過去6,000社以上の導入が進んでいます。DX化が今後急務となっているので在宅ワークが進む中で同社の商品導入が進んでいます。
<株価>
※2021年1月時点
株価はコロナショックから右肩上がりで上昇しています。DX関連銘柄として注目されているので買いが集中しています。約6倍ほどの5,000円~6,000円まで上昇をしています。
株式会社メタップス(6172)
メタップス社はマーケティング事業や決済システムなどの支援を行っている企業です。日本だけではなく中国・韓国などアジア圏でも展開をしています。メタップス社はグループ全体でDX支援を行っていて、経済産業省が定めるDX認定制度に基づき、「DX認定取得事業者」に認定しています。特に地方創生に向けたDX化に力を入れています。SaaSを一元管理できるサービスやデータ取得の管理ツールなども提供しています。
<株価>
※2021年3月時点
メタップスの株価はDX(デジタルトランスフォーメーション)が注目されると上昇をしています。また同時にキャッシュレス関連としても注目されているので個人投資家から人気があるようです。
DX(デジタルトランスフォーメーション)市場の成長性
DX(デジタルトランスフォーメーション)は特に最近耳にするようになったのではないでしょうか?
DXの定義は広く、概念としては「デジタル技術を人々の生活に浸透させる」という意味があるようです。
2020年に大流行している新型コロナウィルスによりリモートワークが浸透したことで改めて「デジタル化」が注目されるようになりました。
国の助成金の手続きが「紙」中心であることから行政も改めないといけないと感じだようです。また菅総理に変わってより国内のデジタル化が進んでいくと考えられています。
DX(デジタルトランスフォーメーション)市場は幅広く、流通・小売・金融・行政・製造・交通・不動産・運輸・医療・介護などどんな業種でも当てはまるのも市場の大きなを示しています。
DX(デジタルトランスフォーメーション )の国内市場
■2019年 7,912億円
■2030年 3兆425億円
と約10年で急速に4倍以上に市場が膨らんていくと想定されています。
※参照:富士キメラ総研調査
国内は人手不足・高齢化と他国に比べて大きな問題を抱えているのでどこの企業もDX化は必須になってきてるでしょう。
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DX(デジタルトランスフォーメーション)関連銘柄はまだまだ他にもあります。またDX市場は需要拡大により伸びていくでしょう。さらに資産1億円にする黄金ルールを知ることで資産を増やせる可能性があります。 17年間、お金の研究を続けたあのファイナンシャルアカデミーが新設した講座があります。実際に1億円の資産を築いた「富裕層」研究から抽出した黄金ルールと、 参加者各個人が自分のロードマップが描けるまでの知識を2.5時間で得られる講座です。無料でWEB受講できるのでご興味がある方はぜひ以下どうぞ!
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以上簡単ですが、DX(デジタルトランスフォーメーション)関連銘柄を8本ご紹介しました。まだまだ関連銘柄は多いと思いますが、私が気になったものをいくつかピックアップしました。
日本はデジタル化がどうしても遅くなってます。コロナ禍で企業としても重い腰を上げた印象でもあります。投資するとしても早めの投資が良いと思います。一定DX化すると市場も低迷すると思います。株式投資の参考にしてもらえると幸いです。