3C分析
今回はパーク24社を3C分析で見ていきたいと思いますを。
Customer(市場・顧客)
カーシェアリングに注目すると2020年時点で利用者は日本国内で200万人いると言われています。クルマの設置(ステーション)は 2020年の車両台数30,000台到達したと言われています。 シェアリングエコノミーサービスの市場成長は年平均成長率(CAGR)は14.1%で推移し2023年度には1691億4000万円に達すると予測されています。
Competitor(競合)
カーシェアリングの競合としては、 オリックスカーシェア、カレコ・カーシェアリングクラブ、カリテコ、アース・カーなどが挙げられます。利用するには生活圏内にクルマが設置しているかどうかになるでしょう。クルマ設置箇所(ステーション)はタイムズ(パーク24)が圧倒的で 13185箇所となっています。2位のカレコは2540と結構な差があります。
Company(自社)
パーク24社の強みは、規模の大きさがあります。駐車場経営やカーシェアリングにおいても数が圧倒的に多いです。これはすぐにマネできるものではないので1つの強みでしょう。 駐車場やモビリティ車両のメンテナンス・清掃・緊急時の対応などをすべて自社(グループも含む)で一貫して行える体制やノウハウがあるのも強みです。
今後はモビリティ事業と駐車場海外は成長のカギとなりそうです。MaaSでもあることからモビリティ事業の運営台数をさらに増加していけるか期待したいところです。
まとめ
収益構造は駐車場事業は基本的にストック収入で安定しています。ただ国内では限界があると思うのでいかに海外展開で数を増やせるかだと思います。モビリティ事業では、ただカーシェアリングサービスだけではなく、今後のAI分野、IOT分野と交わらせるかが重要になってくるかもしれません。