人々の移動を変える次世代の移動サービスとして注目されているMaaS(マース)。英語では 「Mobility as a service」 となりその頭文字をとったものです。必要な時に必要な時だけ利用することを目的としたサービスをMaaS(マース)と呼びます。シェアリングやAI、IOTなどテクノロジーの進化によって生み出された新たな分野だと思います。そして今回はMaaS(マース)関連銘柄の本命6選をご紹介したいと思います。
MaaS(マース)関連銘柄 本命6選!
今回は独断と偏見でMaaS(マース)関連銘柄を6つご紹介していきたいと思います。
株式会社パーク24(4666)
コインパーキング・レンタカー・カーシェアリングを運営する株式会社パーク24(4666)。24時間駐車OKなコインパーキング「Times」は有名で都内では簡単に見つけることができます。MaaSとして注目されているのはカーシェアリングのサービスです。15分からスマホアプリで予約しクルマを借りることができます。 またスマホさえあればクルマを空けることができ、レンタカーのように店舗に行く必要がありません。クルマの設置箇所(ステーション)数は国内ナンバーワンとなってます。
<株価>
※2021年2月時点
パーク24社の株価はコロナ禍で大きく下落しましたが、そこからやや持ち直している状態です。コロナ禍によりカーシェアリングの利用者が増加傾向にあるようで期待されています。
株式会社ディー・エヌ・エー(2432)
株式会社ディー・エヌ・エー(2432)は、スマホゲームやプロ野球横浜ベイスターズの運営などをしている会社です。現在MaaS(マース)分野に注力をしていて日本交通と協業して 次世代配車アプリ「MOV」事業を展開しています。 これにより約10万台の車両を配車できる「国内最大のモビリティサービス」が誕生しました。 DeNAは AI(人工知能)やインターネット関連の技術/サービス開発力があることが強みではあります。
<株価>
※2021年2月時点
ディー・エヌ・エー社の株価はコロナ禍前よりもやや上昇している状態でMaaS以外のところでゲームが好調で株価に反映されているようです。
PKSHA Technology(3993)
PKSHA Technology(3993)は、日本で数少ないAI専門の会社です。AIのアルゴリズムを研究開発してサービスを提供しています。 PKSHA Technology社は、 トヨタとソフトバンクの共同出資会社MONET Technologiesが設立した企業連合「MONETコンソーシアム」に加入しモビリティMaaS領域に事業を広げています。駐車場機器の製造販売や駐車場運営事業を行っているアイドラ社を買収しています。MaaS領域に力を入れています。
<株価>
※2021年2月時点
PKSHA Technology社の株価は下落トレンドから上昇トレンドに変わったようで上昇気味。理論株価も高くMaaS事業以外にも国内数少ないAI企業として期待されています。
Kudan(4425)
Kudan(4425)は、 「人工知覚=AP」と呼ばれる分野の研究開発、サービス提供を行っています。 機械・ロボットの目、視覚となる部分です。MaaS分野では日本ユニシス社と協業をしMaaS領域に参戦しています。 Kudan社の超高速/超高精度の人工知覚技術と日本ユニシス社の幅広い分野での豊富な業務知識・顧客基盤・事業開発力ともとに新市場開拓に進んでいます。
<株価>
※2021年2月時点
Kudan社の株価は上場後やや下落トレンドです。事業内容も他社と比べてもわかりにくいというものがあるのであまり買いが入ってないようです。ただ今後必要となる分野での開発で期待できる企業です。
株式会社ヴィッツ(4440)
ヴィッツ社はスマートフォンや家電などに必要なソフトウェアを開発販売している企業です。組み込みソフトウェアと呼ばれる分野です。その中でもMaaS分野で注目されているのは自動運転での組み込みソフトウェアです。また ヴィッツ社 は“地域密着型 Town MaaS “ を提唱し、暮らしに役立つ新しいサービスを提供を目指しています。 北海道や北海道北広島市、北海道大学大学院工学研究院などと一緒に地域密着型のMaaS実験を積極的に行っています。
<株価>
※2021年2月時点
ヴィッツ社の株価はコロナ禍後から上場最高値を更新後やや下落しています。MaaS分野で組み込みソフトウェアの導入に期待が集まっています。
株式会社駅探(3646)
駅探(3646) は、インターネット上で公共交通の乗換案内サービス「ekitan」を運営する会社です。MaaSに関してはAIを活用したオンデマンド型配車システム等を提供する株式会社未来シェアと共同で MaaS事業に取り組んでいます。駅探社はこれまで乗換案内サービスで培ったノウハウを元にMaaS領域へ挑戦しています。またインバウンド事業も行っていてインバウンドに対応したMaaSも注目されています。
<株価>
※2021年2月時点
駅探社の株価は直近では400円~600円台を推移していて良い材料がなく大きく上昇していません。今後MaaS関連で頭角を現すことができるか期待です。
MaaS(マース)市場について
改めてMaaS市場について見ていきます。MaaSは人の移動・物流とITの掛け合わせともいえます。日本国内ではMaaSの実験をさまざま行っています。経産省と国交省がプロジェクトを推進しているものもあります。国内のMaaS市場としては2020年に1940億円でしたが、2025年では約25倍の2兆1042億円、2030年には約75倍の6兆3634億円に達すると予測されまだまだ伸びる市場とされています。※ 矢野経済研究所レポート参照
MaaSは日本国内だけではなく海外でも注目されている市場です。海外は年平均成長率(CAGR)は25%という驚異の成長率です。
まとめ
MaaSは人々の暮らしが変わりより利便性が高くなる分野でもあることから市場が伸びれば伸びるほど暮らしやすくなる日がくるのでしょう。様々な企業が協業し研究開発をしています。どの企業がMaaS市場を引っ張っていくのでしょうか?今後も注目していきたいです。
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