近年テクノロジーの進化によって、膨大なデータ量を分析しマーケティング等に活用していくような時代になってきました。そのキーワードは「ビッグデータ」です。企業はビッグデータ活用に投資をするようになってきています。今回はそんなビッグデータ関連する銘柄の本命をいくつかご紹介していきたいと思います。
ビッグデータの市場規模について
ビッグデータとは巨大で複雑なデータの集合体を表す言葉として利用されています。基本的にはデータベースと呼ばれるシステム内に様々な記録が保管されている状態です。ビッグデータは広く定義されています。ビッグデータそのものだけでは、意味がなくビッグデータを分析をしてはじめて意味のあるものになってきます。その為ビッグデータ市場とアナリティクス(分析)はセットと考えてもいいでしょう。
2018年時点では、 ビッグデータ/アナリティクスソフトウェア市場は 2,778億7,500万円となっていて9.6%増の高い成長率を記録しています。2023年頃には5,000億円近くの市場になるのではと考えられています。コロナ禍でDX化(デジタルトランスフォーメーション)を導入する企業も進んでいることからビッグデータ活用も注目されています。
※IT専門調査会社 IDC Japan 株式会社 データ参照
国内だけではなく海外もビッグデータ活用が進んでいます。2025年までには 870億米ドルを突破し、CAGR12%で成長すると予測されています。
でが国内でビッグデータ関連銘柄とされている企業はどのようなものがあるのでしょうか?
ビッグデータ関連銘柄 本命5選
独断と偏見ではありますが、ビッグデータ関連銘柄として本命だと思う企業を5つご紹介したいと思います!
株式会社ALBERT(3906)
ALBERT社はビッグデータを分析し独自のソリューションを提供している企業です。画像分析・物体分析・購入者予測・価格予測など様々な分析改善をすることができます。社内にデータアナリストというデータ分析の専門を多く抱えています。国内にデータアナリストは数少ないのが現状です。またALBERT社はデータアナリストの育成も行っています。研究開発の支援なども行っています。
<株価>
※2021年1月時点
株価は上場後大きく上昇し16,000円をつけていましたが、現在は下がって7,000円前後を推移しています。ただコロナ禍でDX化導入や効率化が注目されさらにデータが重要な部分に企業が気付き始めて株価も持ち直しています。
株式会社FRONTEO(2158)
FRONTEO社は 人工知能「KIBIT(キビット)」というサービスで社内効率化をしています。FRONTEO社独自の行動情報科学を用い、様々な領域においてビッグデータを含む情報解析を行っています。米国などに進出している企業の訴訟を助けるサービスを展開していて複数訴訟データ管理システムがありeディスカバリというビッグデータ解析の成果として抽出された重要なデータを情報資産として有効活用しています。
<株価>
※2021年1月時点
株価はコロナ禍で大きく下がりましたがそこから急浮上して上昇しています。クラウドサービスも展開していることから期待で買いが集まっています。ビッグデータ以外にもDX関連としても注目されている企業です。
株式会社ブレインパッド(3655)
ブレインパッド社はデータ活用のリーディングカンパニーとしてビッグデータ活用サービスをいくつか展開をしています。データ活用で支援した企業は1,000社以上にもなっています。ブレインパッド社での独自の製品開発をして販売もしています。特にデジタルマーケティングも行っている為データ活用してデジタルマーケティングに活かすことが強みだったりします。データサイエンティストが100名以上在籍するのも強みだったりします。
<株価>
※2021年1月時点
株価は一時9,000円以上に値が付きましたが現在は半分くらいになり推移しています。これから上昇トレンド、下降トレンドどちらかになりそうな予感。ビッグデータとしては必ず名が挙がる企業なので今後も注目できる企業だと思います。
株式会社チェンジ(3962)
チェンジ社は音声や画像のビッグデータ活用を行っています。様々なサービスを展開していて主にビッグデータ活用のコンサルティングやビッグデータ人材の研修育成を行っています。 データ分析の知識のみならず「データをどうビジネスに生かすか」の視点で育成してビジネスに活用するためにコースを設けています。
<株価>
※2021年1月時点
株価はコロナ禍から一気に上昇して右肩あがり伸びて今は3,000円前後に落ち着いています。ビッグデータやDXにも関連している為幅広く関連銘柄として期待されている企業です。
株式会社エルテス(3967)
エルテス社は、ネット上の炎上などネットリスクの防犯対策を行っている企業です。他にサービスとしてビッグデータ解析サービス「Vizkey」を提供しています。これは金融犯罪調査ツールで膨大なデータの繋がりを可視化し、不正行為や犯罪の発見をサポートする情報分析ツールとなっています。複数のデータから分析できるます。大手企業が多く導入しています。
<株価>
※2021年1月時点
株価はやや右肩下がりの傾向になってきています。常にデジタルリスクがある為に市場としては需要があると思います。何か世間的にネット犯罪や情報漏洩などが起こると再度注目される分野です。
まとめ
簡単ですがビッグデータ関連銘柄をいくつかご紹介していきました。今後ビッグデータをどのように活用してビジネスに活かしていくのかというのはとても重要になってきます。ECなどネット販売も増えてきていることからよりデータ活用という分野に需要拡大することは確かでしょう。今後もビッグデータ市場には注目していきたいところです。
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