株式会社メタップス(6172)
メタップス社はWebサービスやマーケティング事業を国内のみならず海外でも展開している企業です。子会社にメタップスアルファがあり、そこで研究開発及びブロックチェーン技術を活用した新規事業の立ち上げを行っていましたが、コインチェック社に譲渡したことで話題となりました。今後ブロックチェーン事業には進出しないのでしょうか。決済システム部分でも強みがある同社なのでブロックチェーン技術のノウハウはあるのではないでしょうか。
<株価>
※2021年3月時点
メタップス社の株価は、コロナ禍から上昇しています。決済面でみずほ銀行やセブン銀行とも連携したことで一時上げています。ブロックチェーンは決済面でも大きく関わってくるので今後も動向が気になるところです。
マネックスグループ株式会社(8698)
マネックスグループ社は株式投資を行っている人であれば誰もが知るインターネット証券大手のマネックス証券を運営する持ち株会社です。マネックスグループ社は仮想通貨取引所を運営するコインチェック社を買収し傘下に収めています。その為暗号資産などに進出をしている為、ブロックチェーン分野でも注目銘柄として話題になっています。また子会社のマネックスクリプトバンク社では、暗号資産やブロックチェーンのサービスに関する調査、研究、企画、開発およびコンサルティングを行っています。
<株価>
※2021年3月時点
マネックスグループ社の株価は大きく右肩上がりで上昇しています。それでも800円前後なので個人投資家でも買いやすい価格帯になっていると思います。ビットコインが上昇していることから関連銘柄として期待され買われているようです。
以上簡単ですが、ブロックチェーン関連銘柄の本命をご紹介していきました。改めてブロックチェーン分野について見ていきます。
ブロックチェーン市場について
そもそもブロックチェーンとは、自律分散システムとも呼ばれデータを分散し保存することでデータの改ざんができないようにする仕組みです。詳しい内容を記載すると長く難しくなってしまいますのでざっくりとすると、今までのデータ管理の仕組みよりも安心安全とされています。特定の管理者やサーバーに依存しないのでリスク軽減できハッキングなどの心配もいりません。そしてブロックチェーンの仕組みを利用することで、通貨の取引コストを低く抑えることができます。それがビットコインなどの仮想通貨です。
ブロックチェーンの国内市場規模は2025年には1000億円を超えると予測されています。ただブロックチェーンの市場規模は、ブロックチェーンの概念が広い為に予測されている市場規模も様々なのです。流通なども含めると将来的に67兆円の規模にもなると予測されています。
ブロックチェーンの世界規模は2020年の30億米ドルから2025年には397億米ドルへと拡大し、CAGR67.3%という驚異的な成長を遂げると予測されています。
まとめ
今後期待されるブロックチェーン技術。現在は仮想通貨など金融面での利用が目立っていますが、今後医療やバックオフィスなど様々な分野での活用が期待できます。そう考えるとブロックチェーン分野はまだまだ伸びていくのではないでしょうか?まだまだ国内にはブロックチェーン関連銘柄はあります。色々探してみるといいと思います。
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