今回は金融の仕組みを大きく変えると言われている先進技術の「ブロックチェーン」に注目し、国内のブロックチェーン関連銘柄の本命をご紹介できればと思います。破壊的イノベーションが起きている今の時代。トレンドを抑えることで投資機会を失わないようにしていきましょう。ではどんな企業がブロックチェーンの関連銘柄として名が挙がるのでしょうか。
ブロックチェーン関連銘柄 本命6選!
今回は独断と偏見ですが、ブロックチェーン関連銘柄の本命を6つまず、ご紹介していきたいと思います。
株式会社デジタルガレージ(4819)
デジタルガレージ社がインターネット関連周辺のサービスを多角に展開をしています。決済システムからWeb広告代理業、そしてベンチャー企業への投資です。ブロックチェーン分野ではブロックチェーンを活用して、 金融分野へのアプリケーション開発支援、個人の健康情報(Personal Health Record:PHR)の活用サポートを展開しています。子会社のCrypto Garage(クリプトガレージ)は、ブロックチェーン技術や暗号技術を用いた金融サービスを開発・展開していて、暗号資産OTC(店頭)市場における決済プラットフォームの商用サービスを行っています。カナダのブロックチェーン関連技術の開発を手がけるBlockstream社と締結もしています。
<株価>
※2021年2月時点
デジタルガレージ社の株価は右肩上がりで上昇中です。ブロックチェーン分野で注目されていることから長期的にみると今後も期待できるのではないでしょうか。
株式会社ヴィッツ(4440)
ヴィッツ社は自動車やスマートフォン、家電製品、ロボットや医療機器などに必要なソフトウェア開発販売を行っています。組み込みソフトウェアと呼ばれるものです。自動運転などには必ず必要になってくる部分です。MaaS領域でも注目を浴びていますが、ブロックチェーン分野では、 「WITZMaaSプラットフォーム」 というブロックチェーンサービスを展開していて、交通手段を利用する際の予約や決済が簡単で、また個人情報や移動履歴などをデータとして保有をしています。ブロックチェーンを活用していることからデータ改ざんされる心配はありません。企業は広告配信やエンターテインメント などで精度の高い広告配信をすることができ、マッチングの質が高くなります。可能になります。
<株価>
※2021年2月
ヴィッツ社はまだ上場して日が浅いです。上場後最高値を更新したもののその後株価は調整局面となり現在は2,500円前後となっています。
弁護士ドットコム株式会社(6027)
弁護士ドットコム社は、日本最大級の弁護士ポータルサイトの運営と電子サインサービス「クラウドサイン」をサービス展開をしています。最近はペーパーレス化やテレワークの普及により「クラウドサイン」に注目が集まっていましたが、ブロックチェーン分野では、ブロックチェーン開発に強みを持つLayerXとの業務提携をしました。現在サービスとして何か展開をしているわけではないですが、他社と積極的にブロックチェーン分野での取り組み技術ノウハウを蓄積している様子です。
<株価>
※2021年2月
弁護士ドットコム社の株価はコロナ禍から大きく上昇し一時16,000円台まで伸びました。コロナ禍でクラウドサインのサービスが注目されての買いです。今後ペーパーレス化やテレワークがさらに定着をしていくことから今でも人気な銘柄です。ここでブロックチェーン分野で良い発表があったら…。
株式会社CAICA(2315)
CAICA社は金融システムの構築と販売運用を行っている会社です。50年以上金融システムにおける要件検討から基本設計・詳細設計・プログラミング・結合テスト・運用テストまでオールラウンドに対応しています。技術力が高いです。ブロックチェーン分野では最近話題になった株主優待として独自のコイン「CAICAコイン」が配布されました。また仮想通貨取引所「Zaif」を運営するテックビューロ(株)等と提携し、ブロックチェーン技術を用いた実証実験を行うなど積極的な技術研究を行なっています。 「CAICAコイン」 は 「Zaif」 の口座が必要です。今後ブロックチェーン、暗号資産分野に積極な投資も行っていくようです。
<株価>
※2021年2月時点
CAICA社の株価は低位株で一時20円台でしたが、ここ最近高騰をしています。子会社の暗号資産関連のニュース材料がプラスとなり高騰をしています。
まだまだ続きます…!
株式会社メタップス(6172)
メタップス社はWebサービスやマーケティング事業を国内のみならず海外でも展開している企業です。子会社にメタップスアルファがあり、そこで研究開発及びブロックチェーン技術を活用した新規事業の立ち上げを行っていましたが、コインチェック社に譲渡したことで話題となりました。今後ブロックチェーン事業には進出しないのでしょうか。決済システム部分でも強みがある同社なのでブロックチェーン技術のノウハウはあるのではないでしょうか。
<株価>
※2021年3月時点
メタップス社の株価は、コロナ禍から上昇しています。決済面でみずほ銀行やセブン銀行とも連携したことで一時上げています。ブロックチェーンは決済面でも大きく関わってくるので今後も動向が気になるところです。
マネックスグループ株式会社(8698)
マネックスグループ社は株式投資を行っている人であれば誰もが知るインターネット証券大手のマネックス証券を運営する持ち株会社です。マネックスグループ社は仮想通貨取引所を運営するコインチェック社を買収し傘下に収めています。その為暗号資産などに進出をしている為、ブロックチェーン分野でも注目銘柄として話題になっています。また子会社のマネックスクリプトバンク社では、暗号資産やブロックチェーンのサービスに関する調査、研究、企画、開発およびコンサルティングを行っています。
<株価>
※2021年3月時点
マネックスグループ社の株価は大きく右肩上がりで上昇しています。それでも800円前後なので個人投資家でも買いやすい価格帯になっていると思います。ビットコインが上昇していることから関連銘柄として期待され買われているようです。
以上簡単ですが、ブロックチェーン関連銘柄の本命をご紹介していきました。改めてブロックチェーン分野について見ていきます。
ブロックチェーン市場について
そもそもブロックチェーンとは、自律分散システムとも呼ばれデータを分散し保存することでデータの改ざんができないようにする仕組みです。詳しい内容を記載すると長く難しくなってしまいますのでざっくりとすると、今までのデータ管理の仕組みよりも安心安全とされています。特定の管理者やサーバーに依存しないのでリスク軽減できハッキングなどの心配もいりません。そしてブロックチェーンの仕組みを利用することで、通貨の取引コストを低く抑えることができます。それがビットコインなどの仮想通貨です。
ブロックチェーンの国内市場規模は2025年には1000億円を超えると予測されています。ただブロックチェーンの市場規模は、ブロックチェーンの概念が広い為に予測されている市場規模も様々なのです。流通なども含めると将来的に67兆円の規模にもなると予測されています。
ブロックチェーンの世界規模は2020年の30億米ドルから2025年には397億米ドルへと拡大し、CAGR67.3%という驚異的な成長を遂げると予測されています。
まとめ
今後期待されるブロックチェーン技術。現在は仮想通貨など金融面での利用が目立っていますが、今後医療やバックオフィスなど様々な分野での活用が期待できます。そう考えるとブロックチェーン分野はまだまだ伸びていくのではないでしょうか?まだまだ国内にはブロックチェーン関連銘柄はあります。色々探してみるといいと思います。
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