米国で人気沸騰している投資アプリがある。その名も「Robinhood(ロビンフッド)」。
コロナ禍で巣ごもりをする生活が続いていることもあり利用者が急拡大をしさらに話題となった「ゲームストップ株」もこの「ロビンフッド」から行われています。今回はそんな米国を中心に個人投資家から人気が高い「ロビンフッド」について見ていきます。
Robinhood(ロビンフッド)とは?
ロビンフッドは、2015年に正式にアプリとして公開されたスマホ専業証券サービスです。
特徴としては、手数料が無料という点です。若い世代をターゲットにしていて普段使い慣れているSNSやアプリゲームのようなユーザーインターフェースを備えています。2015年にはAppleデザインアワードも受賞しています。
日本国内のLINE証券と同じようなサービスとなってます。
2020年5月にはユーザー数が1300万人以上がロビンフッドに登録し取引をしています。
百ドルしか手元に資金がなくても1単元株未満で購入できるもの特徴的。その為より少額からでも購入することができます。ゲーム感覚で取引できます。
またロビンフッドはユニコーン企業以上の期待がされていて、遂に新規株式公開(IPO)の申請を非公開の形で行ったと報道されてました。
話題となったゲームストップ株
ロビンフッドを利用して話題となったのが、ビデオゲーム小売りチェーンを展開する米ゲームストップの株をSNS上で個人投資家達が「買い」という声を上げて、空売りを仕掛けていたヘッジファンドを打ち負かすということがありました。米ヘッジファンド大手のメルビン・キャピタル・マネジメントは運用資産の53%に当たる約66億ドル(約6930億円)もの巨額の損失となり個人投資家が一矢報いた状態になりました。この事件から投資家の力関係の変化を示しています。
今後米国で市場全体の混乱を避けるために個人投資家の規制が入るようですが、これは米国だけではなく日本でも同じように考えられるでしょう。
日本でもロビンフッドは開設可能?!
残念ながら現在日本では、ロビンフッドの開設はできないようです。
米国では、証券口座の開設には、SSN(ソーシャル・セキュリティ・ナンバー)が必要です。SSNを持っている在米日本人であれば、利用が可能のようです。
ただ米国株を購入したいとなれば、SBI証券・マネックス証券・楽天証券から1株から購入することができるのでそちらを利用してみてもいいと思います。
まとめ
インターネット証券会社が当たり前になってましたが、次はスマホ専業証券と新しい取引の方法がでてきました。若者が投資することが少ないのでこのようなツールを利用してどんどん投資をしていってほしいですね。
日本国内でも手数料無料とする証券会社が増えている印象です。これは個人投資家にとって嬉しい限りですね。