業績推移
業績推移を見てみましょう。売上高と営業利益ともに右肩上がりを続けています。営業利益率は2013年は3%と大きく落ち込みましたが、今では13.6%に改善しています。
貸借対照表と損益計算書もみてみましょう。
まずは貸借対照表ですが、自己資本比率も53%あり、現金も潤沢にあり財務面で問題はなさそうです。2021年に一気に現金が増えていますが、これは長期借入金によるものです。
市況
株価を見ると、7月移行大きく値を上げており、年初来77%も上げていることが分かります。
時価総額は692億円で、PERは59倍とやや割高となっています。今後の成長がかなり織り込まれた株価になっていると思われます。
まとめ
今回はグリムスを分析してみました。太陽光発電や蓄電池の販売など、トレンドに乗った商品を販売しており、既存事業のシナジーが強い電力小売も展開していることから、非常に成長している企業ということがわかりました。
ただ、有望な企業であることから株価も相応に高く、購入するにはやや迷ってしまう株価の水準になっています。
今後の動向に注目していきたいですね。