株ゼロコラム

銘柄選びのヒント「組入銘柄を見る」

銘柄選びのヒント「組入銘柄を見る」 サムネイル

株式投資の初心者にとっては、銘柄選びをどのようにすればいいのか頭を抱えることでしょう。
特に兼業投資家であると日中本業をしているので、夜遅い時間に銘柄選びを行ったり、土日の時間を使ったりすると思います。ただ家族がいたりするとそう簡単にいきません。
そこで今回は銘柄選びのヒントとして1つご紹介します。

投資信託の組入銘柄を参考にする

ここでは投資信託の組み入れ銘柄を参考にするという銘柄選びの方法を解説します。
ファンドとは一言でいうと投資家から集めたお金をひとつの大きな資金としてまとめ、
運用する金融商品です。要は投資信託をファンドと呼びます。
このファンドがどこに投資をしているかを見て参考にするというものです。
組み入れ銘柄とは、投資信託に組み入れられている株式のことを言います。この組み入れ銘柄をチェックして銘柄選びのヒントにするのです。

投資信託の組入銘柄を調べる方法

投資信託に組み入れられた銘柄は各投資信託が発表している「運用報告書」で確認することができます。
「運用報告書」はファンドによりますが、基本的には決算期ごと(ただし、毎月決算型や隔月決算型、3カ月決算型の場合は6カ月ごと)に作成されます。
「運用報告書」が出るタイミングは、1年に1回もしくは2回となります。

また「運用報告書」だけではなく、マンスリーレポート(月次レポート)で組み入れ銘柄を確認することができます。
保有している全銘柄ではありませんが、主に上位10銘柄などの組入比率の高い銘柄が
掲載されていますので、早く銘柄のヒントを知りたい方は、マンスリーレポート(月次レポート)を確認してみるとよいでしょう。

日本株を中心としている投資信託

投資信託の数はとても多いです。約7000本近くあるともいわれています。※2020年現在
その中で1つ1つ見ていたらとても大変です。
投資信託も何に投資をしているのかを見ることができます。ここでは日本株を中心にしている投資信託をいくつかご紹介します。

DIAM新興市場日本株ファンド

こちらのファンドの特色は、、ジャスダックや東証マザーズ等、「新興市場」の銘柄を中心に投資するファンドです。東証一部の銘柄も中にはあります。企業の成長力、競争力、収益力、経営力、株価等の観点から銘柄を選別しています

ひふみプラス

レオス・キャピタルワークスが運用する独立系の投資信託です。
経済循環や経済構造の変化、経済の発展段階等を総合的に勘案し、適切な株式市場を選び、
定性・定量の両面から調査・分析を行い、長期的に選別投資を行っています。
カンブリア宮殿でも特集されていました。ランキングでは常にトップクラスに入ります。

ニッセイ日本株ファンド

主に国内の株式に投資するファンド。実質的に国内の株式等に投資する。TOPIX(配当込み)をベンチマークとし、中長期的にこれを上回る投資成果を目指しています。
東証第1部上場銘柄が主要投資対象になっています。

上記はあくまで銘柄選びのヒントです。必ず利益がでるわけではもちろんありません。
少しでも銘柄選びの参考にしてもらえると幸いです。

あわせて読みたい